『ちょっとHな生徒会長決定戦』参加者の半数以上が同一人物なバトルロイヤル【同人ゲームレビュー】

ちょっとHな生徒会長決定戦

 

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サークル:思案日―
ジャンル:RPG
主な属性:逆転無し 色仕掛け パイズリ 言葉責め 逆レ 男性受け 巨乳/爆乳 etc
ボイス:一部あり(ほぼ無いようなもの)
その他:Hシーン回想あり(全解放データあり)

概要・ストーリー

ストーリー

何もかもが常識外れの縦横無尽学園で生徒会長選挙が始まった!

人も神も妖も何もかもが跋扈する学園では選挙も規格外!
なんと対立候補を打ちのめし!バトルロワイヤルに勝ち残らねばならない!

アナタは学園の中で地位の低い人間の少年!
一方で対立候補は妖怪や神の少女達!

さあ選挙だ!語り合おう拳で……え?
「神や妖怪は勝って当たり前の人間相手に殴り合いなんてしないよ」
「それよりもエッチな技でアヘアヘさせて人間の希望を小馬鹿にしながら打ち砕くほうが楽しいじゃん?」
ふざけるなよ人外共!そんな状況を変えるために俺は立候補したんだ!

ハチャメチャでちょっとエッチな生徒会長決定戦!開幕!

 

独特な世界観が面白い短編RPGです。クリアまで2~3時間くらい。

主な特徴は「全Hシーンがアニメーション」「距離の概念がある1対1のコマンドバトル」など。

ちなみに「ちょっとH」はタイトル詐欺なのでご安心ください(笑)

 

注意点

・Hシーンが3Dモデルで表現されるためか少し重いです。あまりにもロースペックなノートPCだとキツイかもしれません。事前に体験版でチェック推奨

・ストーリーにも書かれている通り対戦相手は神や妖怪といった人外。しかし見た目は人と変わりません。もし神や妖怪という単語から「モンスター娘」的なビジュアルを期待してしまうと肩透かしを食うことになります

 

ゲーム性

マップ探索

舞台となるのは学園の敷地全体。適度な広さでファストトラベルもあるため探索を苦には感じませんでした。

・雑魚敵の存在が良いアクセントになっていて単調さを感じにくい(敵の視界を意識して動く必要がある。ぶつかるだけで倒せるので面倒という程ではない)
・少しずつ探索範囲が広がっていく達成感がある
・進行に合わせてモブの台詞が変わる
・レベル上げのような面倒な作業がない

などなど、探索に関してはなかなかに満足出来ましたよ(・∀・ )

 

バトル

相手との距離によって使用する技が変化するという一風変わったコマンドバトル。(ターンの最初に移動する位置を選択する)

近中遠の各距離に1つずつしか技を設定出来ないので、如何に有利な距離に陣取るかがカギになります。

・自分の出したい技のある距離
・相手の苦手な距離(特定の距離に技を持たないキャラは結構居る)
・相手の得意な距離(特定ターンに特定距離で超火力を発揮する敵とか居る)

この辺りを考えながら戦うことになるわけですね。

まぁこちらだけでなく相手も移動するので完璧に好きな距離を取れるわけではありませんが、逆にそこが面白いとも言えます。

ただ、いくらなんでも設定可能な技の種類が少なすぎました。物理か魔法かでほぼ固定みたいなもんで、ビルドを考える楽しさは皆無です。

そのせいもあってバトルの奥深さはイマイチ…でしたが、短編RPGなので飽きる前にクリア出来たのもまた事実(´・ω・`)ならまぁいいのか…

 

システム面

・オートテキストあり(オプション画面で設定するタイプなので使い勝手はイマイチ)

・回想部屋のキャラ配置が整理されていない(キャラごとにまとまっていない)

 

Hシーン

本作には7名のヒロイン(対戦相手)が登場するのですが、Hシーンの割合には相当な偏りがあります

というのも、ヒロインたちは妖怪や神といった存在であり『自分の分身を生み出して複数エントリーする』という反則染みた真似をしてくるため、ヒロインは7人なのに対戦相手は30人居るのです(笑)

(単なる水増しというわけではなく、ちゃんと個体ごとに使用してくるH技や敗北シーンは異なっています)

で、そのうちメインヒロインである「鈴木 六子」は本体含めて全部で19

他のヒロインは1~3人だけ。

いや、流石に格差がありすぎないか?( ̄∇ ̄;)

他のヒロインたちもキャラは立ってるし普通に可愛いので、これはちょっと残念でした。(ぶっちゃけフェイ、マリアナ、モニカあたりの方が好き)

 

主なHシーン

H技(一部の技で負けると敗北シーンあり)、命乞いからの敗北シーン、選択肢ミスによる敗北シーンなどあり

鈴木 六子:
オナサポ、顔面騎乗、首絞め、手コキ、オナサポ、太ももコキ、腕ひしぎ十字固め、フェラ、後背位、尻コキ、ブレストスムーザー、おっぱいプレス、腋コキ、足コキ、騎乗位、首四の字固め、顔面踏みつけ

アリッサ ラティーナ:
足コキ、おっぱいプレス、手コキ、顔面踏みつけ

高橋 アミ:
パイズリ、太ももコキ、首四の字固め

フェイ シュウ:
腋コキ、パイズリ、顔面騎乗、太ももコキ、騎乗位、顔面踏みつけ、手コキ

マリアナ コスタ:
顔面騎乗、手コキ、騎乗位、顔面踏みつけ、オナサポ、パイズリ

モニカ ポランスカ:
パイズリ、ブレストスムーザー、オナサポ、首四の字固め、フェラ

藤沢 花:
パイズリ、オナサポ、首絞め

Hシーンはオナサポ、パイズリ多め。

同種のプレイでも色々とバリエーションがある点は良かったですね。(手コキだけでも「四つん這い乳絞り手コキ」「亀頭をナデナデしながら手コキ」「後ろから股の下に手を通して手コキ」と多種多様)

全てのシーンがアニメーションするのも凄いと思いますが、どれも極めて短いループを繰り返すだけの単調なもの。正直物足りないです。

わりとお高めな価格なこともあり、もうちょい3Dモデルのクオリティを上げて欲しいとも思いました。

悪くはないんですが、なんか個人的にはオカズ性能低めでしたね。(いうてボイスあれば余裕で抜けたと思うけど)

 

総評

短編RPGとしては結構楽しめましたが、エロ目的だとちょっと微妙な感じでした。

決して悪いゲームでは無いものの、この内容で2,000円オーバーは強気価格すぎてちょっとオススメしづらいですねぇ。

個人的オススメ度:C